インデックス投資を始めて実践したのが、当時の「ほったらかし投資術」に記載のあった下記２つのETF（上場投資信託）を購入することでした。
・iシェアーズ MSCI コクサイ ETF(TOK)
・国内TOPIX（Nomura NF TOPIX ETF）（1306）
平日は仕事をしているので、ほったらかしで投資をするのが合理的だと頭では理解していたつもりですが、日々の変動に一喜一憂するのは避けられませんでした。
国内ETFを購入した時期は2011年3月ごろ、700株、当時70万円くらいで、その額の妥当性も正直理解していませんでした。
半年くらいほったらかしたのですが、当時下落傾向で50万円(－20万円)くらいになってしまいました。父への借金返済の位置づけ（参考リンク 投資をはじめたきっかけ）のときはまったく問題なかったのですが、いざ自己責任となると、とにかく落ち着かなかったです。
落ち着かない、ということはリスクを取りすぎている可能性があると、もろもろの情報から判断し結局700株のうち500株を売却しました。（－10万円くらいが確定）
その後、自民党への政権交代、アベノミクスやらなんやらで上昇していったのですが、振り返ればすごくスケールの小さな値動きで慌てていたことがこれでの値動きをみればわかります。。。
売却によるマイナス10万円の確定は、自分のリスク許容度を知ること、長期投資、ほったらかし投資の実践が大事だということをしる勉強料だったと思います。そう考えれば、安いものだったなぁと思います。
「今700株持ち続けていれば、70万円が200万円になっていたのに」、と考えがるひとも多いですが、私は後悔することはありません。だって実際当時この値動きがしんどかったので。
いくら本で読んで理解しても実践に勝るものはありません。わかったつもりではなく、実際にやってみて痛い目を見て学んでいくことが大切ですね。
